富田秀夫がCDP Worldwide-Japan 代表理事に就任 CDP Worldwide 理事を兼務
信頼されるガバナンスへのコミットメントと環境へのアクションを加速させる人事
2025年7月14日(ロンドン):グローバルな環境情報開示プラットフォームを運営する非営利団体のCDPは、新たに富田秀夫を一般社団法人CDP Worldwide-Japan代表理事として迎えたことを発表いたします。また、同氏はCDP Worldwideの理事も兼務いたします。本任命は、日本を含むアジア太平洋地域での環境情報開示の取り組みをさらに強化し、持続可能な経済への移行を加速させるためです。
富田は現在、LSEG (ロンドン証券取引所グループ)日本副会長を務めており、金融情報業界での長年の実績と、サステナブルファイナンス分野における専門性を有しています。CDPは、同氏の知見と経験が、日本とアジアの持続可能性に関する議論と発展に大きく寄与するものと確信しています。
CDP CEO シェリー・マデーラ:
日本はCDPにとって極めて重要な国のひとつです。富田氏の就任は、同氏の日本企業・資本市場に関する知見と経験を以って、日本とアジア太平洋地域における影響力を高め、透明性と環境データに基づくアースポジティブなアクションをさらに推進していくという当団体の強い意志を示すものです。
CDP Worldwide-Japan 代表理事 兼 CDP Worldwide 理事 富田秀夫:
この重要な時節に、CDPに参画できることを光栄に思います。日本、そしてアジアは環境対策において主導的な役割を果たすユニークな立場にあり、CDPの活動を通じて、この地域に透明性と説明責任を高め、野心的な目標を掲げる支援ができることを楽しみにしています。
富田秀夫 略歴
1982年3月、慶應義塾大学法学部卒。(株)共同通信社に入社後、国際金融情報分野を中心に担当。その後、金融情報/システム企業の役員を歴任し、2012年8月、トムソン・ロイター・ジャパン株式会社代表取締役社長に就任(2019年3月リフィニティブ・ジャパン株式会社に社名変更)。2021年1月より、リフィニティブはロンドン証券取引所グループ傘下の事業となり、LSEG日本代表も兼務。2025年3月に日本代表およびリフィニティブ・ジャパンの代表取締役社長を退任し、LSEG日本副会長に就任。1959年10月東京生れ。東京国際金融機構理事(2019年から2025年6月まで)、日本金融学会会員、経済同友会会員。
プレス連絡先
CDP Worldwide-Japan 広報担当: press.japan@cdp.net
CDPについて
CDPは、世界で唯一の独立した環境情報開示システムを運営するグローバルな非営利団体です。環境報告のパイオニアとして、透明性と変革を推進するデータの力を信じています。ビジネス、資本、政策、科学のリーダーと提携し、アースポジティブな意思決定を可能にする新しい情報を提供しています。2024年には、24,800社以上の企業と1,000以上の自治体がCDP質問書を通じて環境情報を開示しました。世界の運用資産の4分の1以上を保有する金融機関は、投資や融資の意思決定のためにCDPデータを活用しています。CDP質問書は、ISSBの気候基準であるIFRS S2への整合をはじめ、重要な情報開示基準やベストプラクティスをひとつのフレームワークに統合しています。 CDPはグローバルなチームで、人と地球と経済の真にバランスのとれた世界を築きたいという共通の願いで結ばれています。詳細については、cdp.net にアクセス、または@CDPをフォローしてください。